フランス W



  プロヴァンス地方とはアヴィニヨンからTGVに乗ってお別れしました。フランスの新幹線に乗って3時間でパリのリヨン駅へと向かいました。パリまでは一等車だったので座席もゆったりとして快適でした。二階からの眺めはとっても良かった。座席が固定式で進行方向に回転できないという事は不満でしたけれど。

TGV  アヴィニヨン駅  リヨン駅

  上はアヴィニヨン駅と乗車したTGVと到着したリヨン駅です。

  パリに到着してホテルでゆっくりとくつろぐまもなく、ヴェルサイユ宮殿のオプショナルツアーに参加することにした私たちは、地下鉄で集合場所へと急ぎました。初めて乗るパリの地下鉄。行きは添乗員さんと一緒でしたが、帰りのことを考えて緊張しました。でも少し慣れたら十分に乗ることの出来る地下鉄だと思いました。ヴェルサイユ宮殿は全景が写せませんでした。右の写真の像はルイ13世です。

ヴェルサイユ宮殿  
  

  ヴェルサイユ宮殿は、パリの郊外にあるために、時間に余裕がないとなかなか行くことが出来ません。慣れていたら自分たちで行くことも出来ますけれど、時間的にも制約があったので、ツアーに参加しました。外観からして圧倒されました。全て見るためには、一日では見られないというのも分かりました。ガイドさんの案内に従って、ざっと見学してきました。

  写真をごらんになればどれだけ豪華な宮殿であるかはお分かりいただけると思います。説明を聞いたのですけれど、写真を撮るのと説明を書き留めるのは同時に出来ませんでしたので、詳しく説明できません。ベッドは王のベッドです。三列目の左はマリーアントワネットです。その上の王妃の服装と比べてかなり簡略になってきています。

    ベッド         

マリーアントワネット  

  下の写真が鏡の間です。大変大きな部屋ですけれど、部屋の半分は修理中でした。全部見られないのかとがっかりしましたけれど、やはり観光客のことをしっかりと考えていてくれました。

鏡の間


  宮殿から眺めた庭園です。噴水は日曜日などには水が出ているようですが、私たちは見ることが出来ませんでした。ガイドブックから取り込みました。

庭園  噴水

  ツアーが終わったら急いで地下鉄に乗ってホテルへ帰りました。夕食にレストランが予約されているので、着替える必要がありました。ホテルに一番近い出口を教えてもらっていたのに、ホテルの方角が分かりません。「あの高いモンパルナスタワーは何処にあるのだろう?あれが見えたらホテルも分かるのに・・・」と、焦りました。友達が地図を見せて教えてもらって歩き出して振り向くと、すぐ後ろにモンパルナスタワーが有りました。真下にいたので気が付かなかったのです。

  レストランはオペラ座の近くにありました。

オペラ座


  帰りのタクシーで、イルミネーションに輝くエッフェル塔が見えると話していると、運転手さんが片言の英語で「10minutes fireworks」としきりに話しかけてきました。全員眠かったので「眠いから見なくても良い」などと友達が断っていました。3度目にホテルの場所を示し、花火の見える場所を示してくれました。それはホテルから徒歩で2,3分のところでした。それで思わず「見たい」と日本語で答えてしまいました。お陰でエッフェル塔越しに、建国記念日の花火を見ることが出来ました。親切な運転手さんのお陰で記憶に残る花火を見ました。

(2004.07.29 掲載)(フランス Xへ)






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